事務所所属と仕事獲得の2種類あります
映画やテレビなどで子役が出ているのを見るのは珍しいことではありませんが、どういう経路で出演することになったのでしょうか。自分の子供も出したいと考えている親にとっては気になるところです。基本的には、オーディションによって選ばれています。オーディションがいつどこで行われているのかは、いろんなメディアで紹介されています。新聞に掲載されていることもあるので気を付けて探してみると簡単に見つけることが出来ます。また、オーディションには直接出演者を選ぶためのもの以外にもあります。タレント事務所への所属を決めるためのものです。所属が決まれば仕事のためのオーディションは事務所が紹介してくれます。
事務所所属が結果的には近道かもしれません
子役をマネージメントする事務所に所属するためのオーディションを受けることのメリットは、所属が決まれば仕事を探す必要がなくなるという点です。オーディションの案内は事務所に来るので、待っていれば紹介してもらえます。自分で探すよりも多くのオーディションを受けるチャンスが期待できます。また、多くのオーディションから向いているものを選んで勧めてくれたり、子供の特性を考慮して判断してくれたりもします。素人の考えで判断するよりも業界経験のある人に見てもらった方が的確な判断が出来ることが多いです。事務所に所属するためのオーディションに合格しただけでは仕事が出来るわけではありませんが、長い目で見れば子供に合った仕事を得るための近道なのかもしれません。
フリーで活動する場合は注意が必要です
特定の役を演じるための子役を探すオーディションに関しては、採用されれば即出演という形になります。タレント事務所に所属している子供たちも受けに来ますし、フリーの子供が参加することも基本的には可能です。審査員は監督などのスタッフや中心的な出演者が行う場合が多いです。大きな仕事だと受けに来る子供の数も多くなります。競争率の高いオーディションに勝ち抜くのは至難の業になりますので、それなりの戦略が必要です。事務所に所属していれば全面的に任せてしまうのも一つの方法ですし、相談しながら決めるのもいいでしょう。事務所に所属していない場合は、親が導いていくか親子で考えるかの選択になります。周囲に詳しい人がいれば相談しながら前へ進んでいくといいでしょう。しかし、経験のない素人が闇雲にオーディションを受け続けるのは効率的とは言えません。フリーでの活動を選択することは悪いことではありませんが、何らかの指針を持って行動しないと子供に大きな負担になることもあるので注意が必要です。